夏旅 4日目(9/4)
4日目、角館、高橋旅館の朝。
朝飯は広島から持って来たパン(まだあったのか)
僕が乗る予定の上り列車は角館7:21発ですが、皆下りに乗るとのことなので、皆と一緒に朝7時に角館駅へ。
本日の旅の始まり pic.twitter.com/tf9Dk4vPD4
— 乗車率@廃止予定駅訪問の旅へ (@Riderate_Prober) 2016年9月3日
皆と一緒に7:07発823Mに乗車。車両は701系N5007編成。
乗車予定列車とは羽後長野で交換なので、一つ手前(角館の次)の鶯野へ行きます。
鶯野で下車。ここで他のみんなと別れます。
うん、何もねえ。
どうやら札沼線*2沿線は雄大な車窓が観光資源になると主張する方がいらっしゃるようですが、車窓はここら辺と大して変わらない田園風景だと思いますよ。それを言うなら庄内平野とかの方が鳥海山とかも含めよほど雄大な景色が見られるかと。鳥海山とピンネシリを一緒に扱うのは無理があるんじゃないですかね。
しかし何もない駅に列車の発車が近づくと高校生が数人集まって来ました。
N5010編成で盛岡まで行きます。
この列車は826Mなので、↓にリプ送ってみました。
@kq826f
— 乗車率@廃止予定駅訪問の旅へ (@Riderate_Prober) 2016年9月3日
826M pic.twitter.com/AjcDWRFFXM
刺巻には丸太がいっぱい。
田沢湖を過ぎると山越えに入ります。
志度内信号場にはこんなものが。
と突然こんなものが
いきなりビビるわ pic.twitter.com/2cWZwUg12x
— 乗車率@廃止予定駅訪問の旅へ (@Riderate_Prober) 2016年9月3日
まあ何事もなくてよかった。
盛岡に着きました。
盛岡からは大体南に行くことが多いのでこの電車に乗ることが多いんですが、今回は乗りません。まあ、南には行くんですが。
今回乗るのはこっち。
快速はまゆり1号、釜石行。
キハ110形3両。3両も繋いでて需要あるのかなと思いましたが、指定席も含め結構載ってました。
#log乗車率
— 乗車率@廃止予定駅訪問の旅へ (@Riderate_Prober) 2016年9月4日
第19走者
快速はまゆり1号(3621D)
盛岡→釜石
キハ110-4+キハ110-5+キハ110-136(盛岡- 花巻逆向き、先頭車指定席)
乗車率@矢幅 - 花巻
自由席:38.0%
指定席:10%
指定席用車両が自由席になってます
しかも山奥に入ると人が増える。
#log乗車率
— 乗車率@廃止予定駅訪問の旅へ (@Riderate_Prober) 2016年9月4日
乗ってる列車:さっきと一緒
乗車率@宮守 - 遠野
自由席:40.4%
指定席:19%
ローカル線だと思ってたら結構乗ってるじゃん
指定席には10人乗ってるけど、この10人からの料金収入(5200円)って三江線や札沼線の1列車全体の運賃収入より多いんじゃないの
さすがに遠野からは減りましたが、それでも、多い。
やはり釜石は栄えてる街なんだなあと思いました。
おお、見える見える。
陸中大橋を過ぎると、さっき通って来た線路が見えます。
乗ろうかと思いましたが、金欠のためここではスルー。
駅の発車案内。山田線は隠されています。
駅前には大きな製鉄所が。
日曜日でしたが、ガンガン稼働していました。
さて、岩手県交通のバスが来たのでちょっと乗ってみることにしましょう(お前は金欠じゃなかったのか)
平田第6仮設前行
「仮設住宅行」なんて行先が見られるのも意外さがあります。
平田駅前で下車。駅は、階段を登った高台にありました。
しかしこれ、津波の時の避難場所には使えるかもしれないけど、普段使いとしては不便で仕方がないなあというのが印象です。
運行再開を記念する横断幕が。
36-701、207Dに乗って釜石に戻ります。
車両はクウェートからの支援で購入されました。
釜石駅の浸水ライン
さて、宮古から106急行バスで振替輸送が効くことを釜石駅員に確認し、山田線代替のバスで北上します。この時106急行バスは国道106号線不通のため釜石経由になっていました。
釜石の街中は一見栄えていますが、少し走るとご覧の有様
まだまだ復興は途上です。
そして、道の駅やまだに到着。時間があれば陸中山田駅なども見たかったですが、あまり時間がなかったのでその場を動かずに県北バスを待ちます。
沿道には、まだまだ津波の痕跡が残っています。
時折こんな標識も現れます。
宮古市内に入ると、台風被害が目立つようになって来ました。
宮古駅に到着。しかし・・・
振替輸送票は発行できないと駅員に言われてしまった。
釜石駅ではできるって言われたんだけどなあ
釜石経由での運行は県北バスが独自の判断でやっているので、JR東日本の振替輸送はできないとのことである。
思わぬ課金の発生である。
手持ちの北東パスで乗れるのは宮古-茂市間だけだから、いずれにしても課金しないと青森に行くことはできない。
どうしようか。
方法は3つあった。
1:今乗って来たバスで釜石まで戻り、釜石からJRに乗る方法。一見課金額最小に見えるが、接続が悪く新花巻-新青森の課金が必須なので最もコスパが悪い。
2:106急行バスで盛岡まで出る方法。課金額2,030円。青森着23:30予定
3:三陸鉄道に乗る方法。課金額1,850円。青森着21:07予定
結論は明らかだった。当初全く乗る予定のなかった三陸鉄道に乗ることになった。
さて結論が出たので、三陸鉄道の宮古駅に向かった。駅前にはこんなものが。
ア メ 女 じ ゃ な い ん で す か
駅構内の自動券売機で久慈までの切符を買って、横の窓口で60円のジャムパンを買って(この二つ、一緒にできないかなあ)改札内へ。
115Dに乗車。列車は3両編成。後ろの1両はお座敷列車だから仕方ないとして、乗客少ないんだし2両でもよかったんじゃないかなあ(この時に乗客3人くらいだった気が)
北リアス線にはカラフルな車両がいっぱいいます。
そして、東日本大震災で最も被害の大きかった島越を過ぎ、久慈へ。
袖が浜かな(違います)
まだ台風の爪痕が色濃く残っていました。
久慈に到着。切符は車内で回収されました。
課金区間が終了したことに若干の安心感。
久慈駅は駅構内、駅前ともにまだ泥が残っていました(復旧の翌日だったという情報あり)
さて、八戸線に乗り換えます。2両編成ですが、ガラガラ(なお鮫以降大量に乗ってくる模様)
17時ちょうど発、450D八戸行。陸中八木、階上で交換待ちを経て、八戸市内に入っていきます。
鮫に着く頃には日も暮れてしまいました。
18:56、八戸着。
快速しもきたに乗ることもできましたが、八戸駅をもう少し見て回るために見送って、19:35発の591Mで直接青森へ。
青森駅では、こんなものを見つけました。まあ、廃止からまだ半年しか経ってなかったので残ってても不思議ではないんですがね。
そして、本日の〆、青函フェリーのターミナルへと歩きます。(徒歩3.2km)
#log乗車率
— 乗車率@廃止予定駅訪問の旅へ (@Riderate_Prober) 2016年9月4日
第25走者
青函フェリー15便
青森港→函館港
使用船:はやぶさ
乗船率:3.0%(トラックドライバー以外)
トラックは10台以上いたから実際の乗船率は倍以上になりそう。 pic.twitter.com/ZDJlNChgQJ
そして、北海道に渡った後の話は、また次回