#Blog乗車率

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夏旅 5日目(9/5)

 色々あって、約1ヶ月ほったらかしてました。すみません。

 では気を取り直して

 

 9月5日午前3時30分、青函フェリーはやぶさ)から函館フェリーターミナルに降り立ち、3週間ぶりに北海道に再上陸しました*1

 

さて、道内勢が苦労して出てきた北海道にこれから足を踏み入れるわけですが、復旧したことはもう分かっていました。

 

五稜郭駅についたのは午前4時前。始発列車は5:57。暇なので駅の横で貨物列車の発着を見ていました。前日まで函館本線は不通だったので、滞留していたと思われる貨物列車が1時間の間に少なくとも5本は出て行きました。

 

駅が開いたので入ってみると、普通列車バス代行の文字が

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後で聞くと、普通列車はキハ40の1両編成だから松ヤニで滑るために運休になったとのこと。何じゃそりゃ

 

とにかく、今回あえて早い船を選んだのは藤城線かつ渡島砂原経由の森行というレアな(?)列車に乗るためです。

 

両方いっぺんに乗れる列車は1日にこの1本しかありません。

というわけで

  3 両 編 成 

この列車、大沼での切り離しがない休日は1両編成ですが、それでもかなりガラガラです。大沼発を2両にしたところで、先行するはこだてライナー七飯で10分差)が大半の乗客を拾ってこれはあまり乗ってないんじゃないのかなあと勝手に予測していますが。

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そして七飯から単線高架の路線を進み、藤城線へ。藤城線は勾配を緩和するために設けられた路線ですが、キハ40では大して速度が出ないので所要時間が距離が長くなったぶん伸びてしまっているという残念な路線です。将来は貨物専用線ですかね。ただ高架なので眺めはいいです。それ以外は地味だった。

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そうこうするうちに大沼へ。ここで後ろ2両を切り離します。そして列車は砂原支線へ。

銚子口で函館行と交換し、森へと向かいます。渡島砂原からは高校生がたくさん乗ってきました。

  渡島砂原は森、鹿部は函館の通学圏でしょうか。列車を降りるとみんな森高校行のバスに吸い込まれていきました。

 森で普通列車運休の旨を確認。しかし代行バスが出るので課金の必要はないようです。

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バスであろうと何であろうと北東パスで乗れる交通機関は10:05までないので、一度大沼に戻ります。

 列車は砂原回りしかないのでそちらに乗車。しかし森から離れるについれなぜか人が増えていくのは不思議ですね。

 大沼で下車。するとこんな掲示が。

 

 まあ大沼-大沼公園は1kmしか離れてませんから、列車待つよりは歩いた方が早いでしょう(感覚麻痺)。

今度は駒ケ岳回りの普通列車に乗ります。

 18シーズンもそろそろ終わりなんですが。

 森で代行バスに乗り換えます。

なおこのバス、ひたすら国道5号を走るので、駅の入口が国道に面していない桂川北豊津は通過しました。乗降があったのは落部野田生だけでした*2。そういえば後日、鉄研の例会で北豊津駅に日常利用者がいたという話を伺いましたが、あの方は駅が廃止された今どうしていらっしゃるんでしょうか。

 

長万部駅では2時間の乗り継ぎ時間があります。駅待合室にはきっぱーがたむろしていました。

ある人は長万部 - 洞爺間を課金していましたが、その区間課金したところで札幌到着無課金の方が早いぞ?と思っていたところ、2943Dが動くと聞いた時に払い戻していました。課金した上に到着が1時間近く伸びるんじゃあやってられない。

 ホワイトボード「特急は通常通り運行」

  嘘 つ け

 まあ「運休していない」っていうのは正しいですが。

 

 

2943Dは1時間遅れだったスーパー北斗9号の接続を待ち、8分遅れて長万部を出発しました。

 折り畳み自転車を持ち込んでる人もいて、数字以上に窮屈に感じましたね。さらに熱郛でなぜか6人も乗車しました。

 

なんだかんだ言ってこの旅の中で一番辛かった列車はこれかもしれません。たかだか1時間半ではありますが。

 

倶知安で乗り換え。1945Dは2両編成なこともあって、途中までは空いてました。

 ど う し て こ う な っ た 

まあ余市から外国人観光客が大量に乗ってきたんですが、30分に1本走ってるバスではなく、あえて1時間1本レベルの列車に乗ってくるあたり、列車の信頼性というのは高いもんだなあと思います。

列車は混みあったまま小樽に到着(荷物のため、数字よりは混んでいる印象です)そしてその混雑は次のエアポートへと引き継がれます。

もっとも、小樽で泊まる人は降りているので客は入れ替わっていますが。

さてこのエアポート、自由席の乗車率は32.3%となっていますが、最後尾の車両はまさにすし詰めといった感じでした。

ここで各車両の乗車人数を見てみましょう。()内は立ち客数

1号車:25人

2号車:31人(1人)

3号車:35人

4号車:38人

5号車:73人(24人)

6号車:85人(37人)

 

1号車は札幌・新千歳空港寄り、6号車は小樽寄りです。そして、快速エアポートは駅舎の手前を終点とする頭端式ホームに発着します。つまり、列車の後ろ側(小樽寄り)ほど改札口に近いことになります。これと同じことは南小樽駅でも起こります。小樽築港駅の構造は確認していませんが、小樽始発の快速エアポートでは、後ろ側が混みやすい条件が揃っているということです。ですから小樽、南小樽、小樽築港から快速エアポートに乗るときは、できるだけ列車の前の方に乗るようにすると混雑を回避しやすいと考えられます。特に指定席uシート(4号車)より前は人が少ないでしょう。

 

 ※これらはあくまでも小樽-札幌間での話です。札幌から先ではまた状況が異なります。

 

 着きました。学食で夕食を食べ、明日に備えます。

 

 

*1:乗った便の函館フェリーターミナル着は

3時20分、青函フェリーは自動車が優先されるため徒歩乗船の乗客は後で降りることになります。

*2:大沼公園-長万部の特急通過駅のうち、この2駅のみ「極端にご利用の少ない駅

http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160210-1.pdf

」とされていませんでした。ある程度のまとまった利用客数がある駅は高校生以外にも利用者がいるようです