検証路線バスの旅 第2弾(3)
前回の続きです。
(1)と(2)はこちら。今回はおまけです。
オタクと「東京から大阪までバスで行ったらどうなるか」という話から今回の検証が始まったのでしたが、結局番組の検証で終わってしまいました。
今回は大阪に向かいます。
東京から京都より早く奈良に着けるので、奈良から大阪に向かうことを考えます。
近鉄奈良駅に到着したのは5日目の12:35です。ここから西に向かいます。ルートとしては第11弾(高松→伊勢)の逆ルートに相当します。
奈良交通 160系統 近鉄奈良駅 12:49→学園前駅 13:22
奈良交通 138系統 学園前駅 13:26→学研北生駒駅 13:47
奈良交通 153系統 学研北生駒駅 14:31→富雄駅 14:48
奈良交通 60系統 富雄駅14:58→鳥見町二丁目 15:01
徒歩800m
奈良交通 文系統 帝塚山大学 15:13→東生駒駅 15:18
奈良交通 168系統 東生駒駅 15:28→生駒駅南口 15:36
奈良交通 96系統 生駒駅南口 15:41→田原台九丁目 15:54
四條畷市コミュニティバス 16:06→四条畷小学校前 16:39
第11弾で出てきた「四條畷から出ているバス」ってのはこれだったんですね。フォロワーさんに教えていただきました。
京阪バス 30A系統 四条畷小学校前 16:52→寝屋川市駅 17:18
京阪バス3系統 寝屋川市駅 17:21→京阪守口市駅18:05
大阪シティバス34号 守口車庫 18:12→大阪駅前 18:42
というわけで全体をまとめたルートです。
東京〜京都路線バス乗り継ぎ最適ルート
1日目
日本橋6:30
都営バス東22系統
東京駅丸の内北口 6:34
東京駅南口 7:10
東急バス東98系統
大鳥神社前 7:45/7:50
東急バス渋41系統
大崎広小路 7:54/8:03
東急バス反01系統
川崎駅ラゾーナ広場8:50
川崎駅西口 9:03
横浜市営バス7系統
横浜駅 9:43
横浜駅東口9:51
神奈川中央交通横43系統
戸塚駅 11:02
戸塚バスセンター11:22
神奈川中央交通戸81系統
藤沢駅北口 11:54/12:02
神奈川中央交通藤21系統
茅ヶ崎駅 12:49/13:10
平塚駅北口 13:27/13:40
神奈川中央交通平46系統
二宮駅南口14:12
二宮駅北口14:50
神奈川中央交通二48系統
国府津駅15:27/15:35
箱根登山バス小田原行
小田原駅16:00/16:15
箱根町港 17:25/17:28
東海バスN65系統
三島駅 18:18/18:35
東海バス N12系統
沼津駅 19:14
沼津駅南口 20:00
東平沼 20:39
2日目
東平沼7:17
富士急静岡バスS244系統
富士駅 8:17/8:35
蒲原駅前 8:56/9:47
静岡市自主運行バス由比・蒲原病院前
由比駅 10:08
徒歩5.3km
県営興津団地前 11:13
しずてつジャストライン250系統
清水駅 11:34/11:50
しずてつジャストライン65系統
静岡駅前 12:37/12:48
しずてつジャストライン 84系統
藤枝駅前 14:04/15:02
しずてつジャストライン藤枝相良線
相良営業所 16:01/16:20
浜岡営業所 16:47
しずてつジャストライン 掛川大東浜岡線
大東支所 18:30/18:38
秋葉バス秋葉中遠線
袋井駅南口19:17
袋井駅北口19:22
秋葉バス秋葉中遠線
遠州森町 19:56
3日目
遠州森町 6:08
秋葉バス磐田線
磐田駅前7:03
磐田駅7:10
遠鉄バス80系統
浜松駅8:01/9:00
遠鉄バス40系統
三ヶ日車庫10:28
徒歩6.7km
嵩山13:22
豊鉄バス和田辻線
豊橋13:56/14:55
豊鉄バス新豊線
新城市民病院 16:15/16:55
豊鉄バス田口線
田口 18:01/18:05
設楽町営バス稲武線
どんぐりの湯前 18:46/19:42
とよたおいでんバス
足助20:25/20:39
名鉄バス矢並線
豊田市(東口) 21:28
豊田市(西口)21:35
名鉄バス 51系統
赤池駅 22:20
徒歩1.5km
地下鉄平針22:59
名古屋市バス 幹本郷1系統
本郷23:23
名古屋市バス 深夜1系統
本郷0:00→栄0:30
4日目
栄6:25
笹島町6:35/6:47
東海橋7:13/7:21
名古屋市バス 東海12系統
河合小橋 7:49
徒歩500m
河合橋 8:08
海南病院 8:55/9:12
上松永9:35
徒歩2.5km
長島スポーツランド 10:13
三重交通長島線
法盛寺前 10:21
市役所前10:30
桑名西高校11:02
三岐あかつき台一丁目 11:58
三岐鉄道バス山之一色線
近鉄四日市駅 12:25/13:35
亀山駅前 15:15
徒歩6km
関バスセンター17:29
三重交通名古屋〜上野線
上野市駅 18:14
5日目
上野市駅7:55
治田公民館 8:11
徒歩1.8km
石打 11:10
奈良交通奈良月瀬線
近鉄奈良12:35/12:49
奈良交通160系統
学園前駅 13:22/13:26
奈良交通 138系統
学研北生駒駅 13:47/14:31
奈良交通 153系統
富雄駅 14:48/14:58
奈良交通 60系統
鳥見町二丁目 15:01
徒歩800m
帝塚山大学 15:13
奈良交通 文系統
東生駒駅 15:18/15:28
奈良交通 168系統
生駒駅南口 15:36/15:41
奈良交通 96系統
田原台九丁目 15:54/16:06
四条畷小学校前 16:39/16:52
京阪バス 30A系統
寝屋川市駅 17:18/17:21
京阪バス3系統
京阪守口市駅18:05
守口車庫 18:12
大阪シティバス34号
大阪駅前 18:42
検証路線バスの旅 第2弾(2)
こんにちは、乗車率です。
東京〜京都を路線バスで移動しようという企画の続きです。ことの発端は前回のブログを参照してください。
さて、前回のブログでは2日目の16:47に浜岡営業所に到達できることを確認しました。
しかし、浜岡営業所から横須賀車庫までの路線は現在しずてつジャストラインが運行から撤退しています。
では、現在どのように動けば最も早く浜松に到達できるか。
それを確かめるためにまずは静岡県西部の広域バス路線網を見てみましょう。
これを見ると、秋葉バスに乗れば横須賀に行けることがわかります。また横須賀からは秋葉バスを乗り継ぐ袋井経由と、遠鉄バスで直行する掛塚経由があります。
まずは最短距離に当たる大東・横須賀経由から確認します。
浜岡営業所18:11発の掛川行で大東支所へ、18:30に大東支所着
18:38に秋葉バス袋井駅ゆきが発車
18:50に横須賀車庫到着
しかし横須賀を出る遠鉄バス掛塚さなる台線(96系統)の最終浜松駅ゆきは18:40に出ており、当日中に浜松に着くことはできません。
翌日の遠鉄バス始発で横須賀を出ると浜松駅には8:02に着きます。
一方横須賀車庫で降りず、袋井駅まで乗り通すと袋井駅南口に19:17着、袋井駅北口19:22発の森町ゆきで山梨19:42
翌日の秋葉バス磐田駅ゆきは山梨を6:30(遠州森町6:08)に出て、磐田駅前7:03着、磐田駅7:10の浜松駅ゆきバスに乗れば浜松駅には8:01に着きます。
以下の図で時刻を比較しました。
このように、横須賀から直行しても、袋井・森町を経由しても、どちらでも浜松到着時刻はほぼ変わりません。ただ、どちらにも近くに宿がないのが難点です。森町の場合は列車で遠州二俣まで行けば数軒の旅館がありますが。
このため、下の解答例には森町経由を載せておきます。
さて、浜松駅についてからも、愛知にどうやって入るかという選択があります。
路線図を見ると、新城市のバスが静岡県側に入ってきているところがあり、遠鉄バス44系統渋川ゆきと接続しているように見えますが、遠鉄バス44系統は伊平〜渋川間は1日1本(片道のみ)しかなく、乗り継ぎはできません。
そのためルートは浜名湖の北側を通る(三ヶ日ルート)か南側を通る(新所原ルート)かです。まず番組と同じ新所原ルートを検討します。
以下のルート選択は最後に図にまとめたので位置関係がこんがらかった人は図まで飛ばしてください。
新所原ルートを通る場合、10系統湖西市役所ゆきに乗るのがベストですが、12:32までないので12系統馬郡車庫に乗って馬郡車庫で降り、5.5km歩くとみなと運動公園バス停があります。
みなと運動公園10:38発の白須賀新居鷲津線に乗り、湖西病院11:05着。
湖西病院11:52発 岡崎鷲津線で新所原駅12:27 着
新所原駅から3km歩いて二川東町バス停へ。
白須賀方面に向かえば豊鉄バス二川線の一里山バス停まで1km程度ですが、一里山バス停には1日2往復しかバスが来ず、次のバスが16:04なので二川東町から乗ります。
二川東町13:11→豊橋駅前13:46
本当はこの後も分岐が続きますが、話が複雑になるので後回しにします。番組のレギュレーションに関わる問題なので。
では、北側案の検討をします。
北側案は遠鉄バス40系統で浜松9:00→三ヶ日車庫10:28
三ヶ日車庫から徒歩6.7kmで嵩山バス停へ。ここで県境を越えます。
10分しか差がなかったので、三ヶ日経由を最適解とします。
公式はレギュレーション違反をしていた?
言いたいことは題名の通りです。
豊橋駅→(豊鉄バス新豊線)→東名豊川→(JR東海バス)→名古屋駅
ちょっとまて、東名豊川から延々下道を名古屋駅まで走るバスなんて聞いたことないぞ?
東海道昼特急号などの経路変更を調べてみたものの、愛知県内でこれだけの距離一般道を走行していた事実は確認できず...
当時は「短距離なら高速バスに乗っても良い」というルールだった可能性はありますが(2回目だしルールが定まってなくても不思議ではない)現在のルールで行けばアウトでしょう。
というわけでここを回避する方法を探ります。
まず徒歩距離が少なくなる方法として新城・田口経由を考えます。
豊鉄バス 田口線 新城市民病院 16:55→田口 18:01
設楽町営バス稲武線 田口 18:05→どんぐりの湯前 18:46
とよたおいでんバス どんぐりの湯前 19:42→足助20:25
名鉄バス 矢並線 足助 20:39→豊田市(東口) 21:28
では、内陸に入らない方法を考えます。まずは東海道本線の沿線を進む方法です。
豊橋→総合スポーツ公園...丸山住宅→(名鉄バス)→拾橋...海谷公民館→(幸田町コミュニティバス南線)→役場→(幸田町コミュニティバス北線)→彦佐公園口...上地西→(名鉄バス)...というルートがありますが、総合スポーツ公園...丸山住宅の約10kmの徒歩を挟み接続もよくないのでパス。
同様の理由で西尾経由も無理です。
では名鉄沿線を進むとどうなるでしょうか。
豊川市コミュニティバス 豊川市民病院 15:34→大榎橋16:24
徒歩3.2km
名鉄バス 70系統 本宿駅17:15→額田支所前 17:25
名鉄バス74系統 額田支所前 17:40→市民病院 18:11
名鉄バス61c系統 市民病院 18:16→康生町 18:31
名鉄バス6H系統 康生町 19:15→松平橋 19:52
とよたおいでんバス下山・豊田線 松平橋20:58→豊田市駅 21:20
こちらは内陸経由とほぼ同じ結論になりました。
となると、徒歩距離の少ない内陸ルートを取るのが正解でしょう。
こちらについても比較の図を示します。
名鉄バス 51系統 豊田市(西口)21:35→赤池駅 22:20
徒歩1.5km
地下鉄平針22:59→地下鉄本郷23:23
地下鉄本郷0:00→栄0:30
とりあえず栄まで来ておいて3日目は終わりにします。
結局東京〜京都を路線バスのみ乗り継いで4日で移動することは可能なのか?
4日目は東海道経由(鈴鹿経由)か中山道経由(関ヶ原経由)かを選択するところから始めます。
ではまず番組で選択された関ヶ原経由から検討します。
名古屋から小牧へ直行するバスは廃止されたので、第14弾と同様にとよやまタウンバスを利用することになりますが、
とよやまタウンバス南ルート 名古屋栄7:37→北部市場東 8:03
とよやまタウンバス北ルート 北部市場東8:30→小牧市民病院 9:00
岐阜バス川島線 川島松倉 12:15→JR岐阜 12:49
岐阜バスおぶさ墨俣線 JR岐阜 13:07→墨俣13:36
名阪近鉄バス大垣多良線 大垣駅前 15:10→牧田(上野)15:57
名阪近鉄バス関ヶ原多良線 牧田(上野) 17:50→関ヶ原駅 18:00
しかし、関ヶ原を歩いて越えても峠の反対側の柏原バス停は16:11が最終なので、これ以上進むことできません。牧田(上野)〜柏原間は約10km、歩けば2時間10分程度なので、関ヶ原多良線を待つ必要はないと思いますが、結果は同じです。
また桑名経由で関ヶ原に向かうケースも考えてみます。
名古屋から西に向かう場合、桑名ゆきの三重交通は1日2本、夜にしかないので、どこかしらに路線バスの断絶が発生します。
河合小橋(名古屋市営バス)から西へ向かうか、飛島村のコミュニティバスを使うかの2択になるでしょう。しかし飛島村を経由するとなると名古屋港に向かわねばならず、さらに元に戻って来ても蟹江までしか来れないので、ここは河合小橋を選択しましょう。河合小橋から河合橋まで歩けば飛島村コミュニティバスが来ているのでこれで日光川を渡り、弥富市に入ります。
弥富市内で弥富市コミュニティバスに乗り継ぎ、そこから木曽岬町バスで一度南下、揖斐川を渡って長島地区に入れば桑名方面へのバスが多くあります。
桑名から三岐鉄道北勢線に沿って阿下喜まで北上、そのあといなべ市福祉バスに乗り継いで翠明院まで進めば、6kmの徒歩で大垣市時地区に到達、名阪近鉄バスを乗り継ぎ15:15に関ヶ原駅に到着します。
市バス 幹名駅2系統 笹島町6:47→東海橋7:13
市バス 東海12系統 東海橋7:21→河合小橋 7:49
徒歩500m
弥富市コミュニティバス 亀ヶ池 8:28→海南病院 8:55
徒歩2.5km
三重交通 長島スポーツセンター10:13→桑名駅前 10:32
徒歩5.9km
名阪近鉄バス 時 14:36→牧田(上野) 15:03
関ヶ原を越えると徒歩1時間半かかるので、16:11柏原のバスに乗るのは厳しいでしょう。また、大垣伊吹山線の最終は関ヶ原駅発14:00なので、これも乗れません。
仮に近江長岡駅まで11kmを歩くと2時間20分かかります。
湖国バス近江長岡線 近江長岡駅17:37→長浜市民病院 18:04
湖国バス木之本米原線 長浜市民病院19:35→米原駅西口 19:57
ここから進めるバスはもうありません。
仮に柏原からバスに乗っていたとすると
この場合の最初のポイントは、長島温泉から桑名行のバスに乗る際に桑名駅までいかず、途中の法盛寺前で降りることです。
そこから700m西に歩くと八風バスの市役所前バス停があります。ここから桑名西高校へ
そこから2.9kmを歩きあかつき台一丁目から三岐鉄道バスに乗れば四日市まで行けます。
三重交通 長島スポーツランド 10:13→法盛寺前 10:21
八風バス桑名西高校線 市役所前10:30→桑名西高校11:02
三岐鉄道バス山之一色線 三岐あかつき台一丁目 11:58→近鉄四日市駅 12:25
三重交通四日市平田線 近鉄四日市駅 13:35→イオンモール鈴鹿けやき通 14:14
三重交通亀山国府線 イオンモール鈴鹿けやき通14:36→亀山駅前 15:15
ただこれでは、総合健康福祉センター前15:10発の亀山市コミュニティバス西部ルートには乗れません。
ところで、この路線バスの旅で乗れないバスとはなんだったか、思い出してみましょう。
そう「高速バス」つまり「高速道路」を通るバスなんですが、高速道路にも種類があり、高規格幹線道路と地域高規格道路、その他自動車専用道路に分類されます。地域高規格道路を通るバスで番組で登場したのは広電バスの阿品台線(西広島バイパスを経由)などがあります。
一方、高規格幹線道路には以下のような種類があります。
- 高速自動車国道(いわゆる高速道路):A路線
- 高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路:A'路線
- 国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路):B路線
- 本州四国連絡道路
このうちA路線を通るバスが利用不可なのはわかりますが、そのほかの道路についてはどうでしょうか。本州四国連絡道路についてはしまなみ海道と神戸淡路鳴門自動車道の際に通っていますが、A'路線やB路線を使用するバスについては『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』では使用例がありません。しかし『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』第6弾で名古屋〜上野線の名阪国道区間を利用しており、ZではA'路線を通る路線が利用可能であることが示されています。これを援用し、名古屋〜上野線の関バスセンター〜上野間は利用可能であると考えられます。もっとも、亀山駅から関バスセンターまでは6kmの徒歩になりますが。
三重交通名古屋〜上野線 関バスセンター17:29→上野市駅 18:14
しかし、三重交通月瀬線の最終は17:00で終了。さらに名阪国道に並行する路線として上野天理線がありますが、山添〜天理間が廃止されたので終点の国道山添に着いてもそこから先のバスがありません。
上野市駅 18:20→国道山添 18:43
では、最後の未検証ルート、国道1号ルートを考えます。
このルートは三重交通の工業団地線と亀山市コミュニティバス、甲賀市コミュニティバスを使います。甲賀市コミュニティバスは実際はもう少し近くまで来ていますが、便が終わっているので田村神社まで歩きます。
亀山駅前 17:00→工業団地口 17:07
徒歩1.8km
関駅前 18:00→伊勢坂下18:18
徒歩9.6km
しかし、貴生川駅から乗り継げるバスはありません。
では、特例として番組同様東名豊川から名古屋まで高速バスを使った場合どうなるかもこの際考えてみましょう。
先ほどの、豊橋駅前13:46をスタートとすると
JR東海バススーパーライナー 東名豊川 16:30→栄(オアシス21) 18:01→JR名古屋駅新幹線口 18:16
ここからは関ヶ原駅経由で行くと以下のようになります。
栄 18:30→北部市場東 18:44
北部市場東19:45→小牧市民病院 20:10
尾張一宮駅前 21:34→川島 22:00
3日目はここで終了
4日目は川島松倉から
川島松倉 6:20→JR岐阜 6:54
JR岐阜 7:10→墨俣 7:55
墨俣 8:18→大垣駅前 8:50
名阪近鉄バス 大垣伊吹線 大垣駅前 8:55→ドライブイン口9:35(季節運行)
湖国バス長岡登山口・曲谷線 村木 11:59→近江長岡駅 12:04
湖国バス近江長岡線 近江長岡駅 12:30→長浜市民病院 12:57
湖国バス木之本米原線 長浜市民病院 13:00→米原駅西口 13:19
近江鉄道・湖国バス平田線 彦根駅 14:39→宇尾14:51
ただ、滋賀県東部のバスの特徴としてJRおよび近江鉄道と垂直に走っている路線が多く、鉄道路線に並行する路線がほとんどないことが挙げられます。その結果、まともに進むためには南彦根駅から愛知川駅までの約9kmを歩かなければなりません。
八日市から西に向かうバスはほとんどが予約制タクシーに置き換えられたので、歩くしかありません。
徒歩5.2km
湖国バス 長峰線 平木19:43→近江八幡駅南口 19:59
湖国バス 八幡村田線 近江八幡駅 20:00→美松台 20:15
湖国バス 野洲アウトレット線 20:29→野洲駅 20:59
ここから先につながるバスがありません。また、川を渡って3.7km歩くと守山駅がありますが、ここから出ているバスもありません。
では、東海道経由のルートを考えます。
しかし、三重方面に向かう場合、コミュニティバスのほとんどが夜間は走らないため、コミュニティバスの乗り継ぎは効率的ではありません。そこで、三重交通の名四線を利用します。
三重交通 名四線 名鉄バスセンター 21:00→南桑名 21:59
ここから桑名市内まで移動します。22:10まで待てば桑名駅ゆきのバスがありますが南桑名バス停から桑名市街まで1時間もかからないので割愛します。
4日目は桑名からスタート
あかつき台1丁目8:09→近鉄四日市駅8:42
亀山駅前 11:15→工業団地口 11:22
徒歩3km
関バスセンター 13:29→上野市駅 14:14
上野市駅15:35→月瀬橋 16:08 奈良交通月瀬線が15:15で終了しているのでここまで。
一方北に伊賀上野から北に向かうルートでは
峠越え(4km)徒歩
さらっと書いてますがこれ地図見る限り途中まで「登山道」です。登山道はそもそも道が存在しているかから不確定ですがまあしょうがない。
甲賀市コミュニティバス多羅尾線 信楽温泉 16:30→江田 16:55
甲賀市コミュニティバス朝宮線 江田17:05→京阪石山寺 18:00
甲賀市コミュニティバス朝宮線に乗れれば京阪石山寺に出られるので、京都はもうすぐそこです。
京阪バス大津市内線 4系統 京阪石山寺 18:04→石山駅 18:12
京阪バス大津比叡平線 66系統 石山駅 18:27→比叡平 19:33
京阪バス 京都比叡平線 56系統 比叡平 19:50→三条京阪 20:27
番組では三条大橋が目的地だったのでここがゴールです。
というわけで
番組と同様東名豊川から名古屋駅まで高速バスを使い、登山道を時速4km強で歩けば4日で東京から京都まで行くことは不可能ではない(可能とは言ってない)
という結論が出ました。
この結論、なんか意味あるんか。
これを実証したいかといえば僕はしたくないです。そもそもいつになったらバスが平常通りの運行するかわからんし。
これにて閉廷
としたいところですが、どうも悔しいのでこれより「どう行けば路線バスだけで京都or大阪まで行けるか」を考え、「幻の5日目」を創設したいと思います。
幻の5日目
本題の「路線バスだけを乗り継いで京都まで行くとどうなるか」の検証に戻ります。
まずは4日目の各ルートを確認します。
米原駅、貴生川駅、上野市駅それぞれから京都に向かう方法を考えます。
米原駅から京都方面に向かうルートは基本的には先ほど「東名豊川から名古屋まで高速バスに乗った場合」の関ヶ原経由で紹介したルートと同じです。
宇尾→愛知川駅 徒歩9km
徒歩5.2km
近江鉄道・湖国バス長峰線 平木11:43→近江八幡駅南口 11:58
近江鉄道・湖国バス八幡村田線 近江八幡駅 12:07→村田製作所 12:37
近江鉄道・湖国バス野洲村田線 村田製作所 12:43→野洲駅12:58
ここからは、琵琶湖大橋を通って堅田を回るか、大津まで南下するかの選択が必要となります。ただしどちらの場合にも野洲駅から守山まで3km程度の徒歩が発生します。
まず堅田経由から検討します。なお琵琶湖大橋は有料道路であるが滋賀県道路公社が管理する道路のため高速道路には該当しません。
江若交通琵琶湖大橋線(エコバス)河西ニュータウン前13:54→堅田駅 14:21
江若交通浜大津線 堅田駅 16:05→びわ湖浜大津 16:41
次に草津・大津経由を検討します。
草津市コミュニティバス まめバス 守山駅東口 14:00→草津駅西口 14:55
近江鉄道・湖国バス近江大橋線 草津駅西口 16:40→浜大津17:30
以降は堅田経由と同じです。
では、貴生川をスタートとする場合どうなるか検討します。
貴生川駅ではなく旧水口町中心部の綾野天満宮からスタートします。
甲賀市コミュニティバス 柏木巡回線 綾野天満宮 7:35→三雲駅 7:55
湖南市コミュニティバス下田線 三雲駅 7:57→石部駅 8:55
近江鉄道近江大橋線 草津駅西口 10:40→浜大津 11:30
では最後に伊賀上野をスタートする場合を考えます。
まず奈良経由で向かうことを考えます。
といっても上野月瀬線は奈良側とうまく接続しないため利用できませんが。
三重交通 上野天理線 上野市駅7:55→治田公民館 8:11
徒歩1.8km
奈良交通 奈良月瀬線 石打 11:10→近鉄奈良駅 12:35
奈良交通 115系統 近鉄奈良駅 12:55→高の原駅 13:21
奈良交通 77系統 高の原駅 13:43→学研奈良登美ヶ丘駅14:01
奈良交通 56系統 学研奈良登美ヶ丘駅14:13→祝園駅 14:42
徒歩4.7km
奈良交通 100系統 三山木駅 16:17→同志社大学正門 16:24
奈良交通 101系統 同志社大学正門 16:35→京田辺駅 16:42
京阪バス 31系統 JR京田辺17:10→松井山手駅 17:25
京阪バス直Q京都 松井山手駅 17:35→京都駅八条口 18:03
京都市交通局 5系統 京都駅前 18:09→三条京阪 18:33
また、上野市駅から信楽を経由して京都に向かう方法も考えます。この方法は甲賀市コミュニティバスを使うところは「高速バスを一部利用して京都に4日で到達する」ときのルートと同じですが、甲賀市コミュニティバスが石山寺までいかないので途中で京阪バスに乗り換えます。
徒歩4km
甲賀市コミュニティバス多羅尾線 信楽温泉 10:20→西新田 10:45
甲賀市コミュニティバス朝宮線 西新田 10:53→鹿跳橋 11:31
京阪バス大津市内線 4系統 鹿跳橋 11:42→石山駅 12:04
京阪バス 比叡山ドライブバス 田ノ谷峠14:26→三条京阪15:00
というわけで、全ルートで5日目のうちに京都の三条大橋までたどり着くことができました。そこで、ここでは徒歩距離が最短になるルートを最適と考えます。
桑名・関ヶ原経由 :43.1km
岐阜・関ヶ原経由:29.7km
桑名・貴生川経由:16.8km
桑名・上野・奈良経由:17.9km
桑名・上野・信楽経由:15.4km
というわけで、高低差はあるものの所要時間が短く徒歩距離も短い桑名・上野・信楽経由を最適ルートとします。
東京〜京都路線バス乗り継ぎ最適ルート
1日目
日本橋6:30
都営バス東22系統
東京駅丸の内北口 6:34
東京駅南口 7:10
東急バス東98系統
大鳥神社前 7:45/7:50
東急バス渋41系統
大崎広小路 7:54/8:03
東急バス反01系統
川崎駅ラゾーナ広場8:50
川崎駅西口 9:03
横浜市営バス7系統
横浜駅 9:43
横浜駅東口9:51
神奈川中央交通横43系統
戸塚駅 11:02
戸塚バスセンター11:22
神奈川中央交通戸81系統
藤沢駅北口 11:54/12:02
神奈川中央交通藤21系統
茅ヶ崎駅 12:49/13:10
平塚駅北口 13:27/13:40
神奈川中央交通平46系統
二宮駅南口14:12
二宮駅北口14:50
神奈川中央交通二48系統
国府津駅15:27/15:35
箱根登山バス小田原行
小田原駅16:00/16:15
箱根町港 17:25/17:28
東海バスN65系統
三島駅 18:18/18:35
東海バス N12系統
沼津駅 19:14
沼津駅南口 20:00
東平沼 20:39
2日目
東平沼7:17
富士急静岡バスS244系統
富士駅 8:17/8:35
蒲原駅前 8:56/9:47
静岡市自主運行バス由比・蒲原病院前
由比駅 10:08
徒歩5.3km
県営興津団地前 11:13
しずてつジャストライン250系統
清水駅 11:34/11:50
しずてつジャストライン65系統
静岡駅前 12:37/12:48
しずてつジャストライン 84系統
藤枝駅前 14:04/15:02
しずてつジャストライン藤枝相良線
相良営業所 16:01/16:20
浜岡営業所 16:47
しずてつジャストライン 掛川大東浜岡線
大東支所 18:30/18:38
秋葉バス秋葉中遠線
袋井駅南口19:17
袋井駅北口19:22
秋葉バス秋葉中遠線
遠州森町 19:56
3日目
遠州森町 6:08
秋葉バス磐田線
磐田駅前7:03
磐田駅7:10
遠鉄バス80系統
浜松駅8:01/9:00
遠鉄バス40系統
三ヶ日車庫10:28
徒歩6.7km
嵩山13:22
豊鉄バス和田辻線
豊橋13:56/14:55
豊鉄バス新豊線
新城市民病院 16:15/16:55
豊鉄バス田口線
田口 18:01/18:05
設楽町営バス稲武線
どんぐりの湯前 18:46/19:42
とよたおいでんバス
足助20:25/20:39
名鉄バス矢並線
豊田市(東口) 21:28
豊田市(西口)21:35
名鉄バス 51系統
赤池駅 22:20
徒歩1.5km
地下鉄平針22:59
名古屋市バス 幹本郷1系統
本郷23:23
名古屋市バス 深夜1系統
本郷0:00→栄0:30
4日目
栄6:25
笹島町6:35/6:47
東海橋7:13/7:21
名古屋市バス 東海12系統
河合小橋 7:49
徒歩500m
河合橋 8:08
海南病院 8:55/9:12
上松永9:35
徒歩2.5km
長島スポーツランド 10:13
三重交通長島線
法盛寺前 10:21
市役所前10:30
桑名西高校11:02
三岐あかつき台一丁目 11:58
三岐鉄道バス山之一色線
近鉄四日市駅 12:25/13:35
亀山駅前 15:15
徒歩6km
関バスセンター17:29
三重交通名古屋〜上野線
上野市駅 18:14
5日目
上野市駅 8:00
三重交通西山線
中出 8:23
徒歩4km
信楽温泉 10:20
西新田 10:45/10:53
鹿跳橋 11:31/11:42
石山駅 12:04/12:20
京阪バス25A系統
田ノ谷峠 13:21/14:26
三条京阪15:00
累計徒歩距離は26.5kmとなります。
さて、このブログの発端となったのは「東京〜大阪」のバス移動でした。
そこで、続編として次の更新の時に奈良or京都から大阪への乗り継ぎを追記したいと思います。
検証路線バスの旅 第2弾(1)
お久しぶりです。乗車率です。
相変わらず自宅謹慎中です。その割にはなんかした記憶ないな
さて、とあるオタクのキャスで
「オタク、帰省の時も変なルートを取りがち」
「わかる」
「でも大阪〜東京とかだとだいたいどのルートも使い古されてるんだよな」
「使い古されてないルートってなんやろ」
「路線バス乗り継ぎとか?」
というわけで、東海道路線バス乗り次です。といっても東海道、海上区間を含むので実際途中からは中山道ルートにならざるをえないんですけど、東海道本線/新幹線も似たようなものなのでご容赦を。
というわけでこのブログで失敗した旅を検証するのは初めてですが、東京・日本橋→京都・三条大橋、路線バス乗り継ぎ検証、スタートです。
ところが、書いているうちに長くなりすぎたので、前半と後半に分けました。
まずは番組で辿ったルートを確認。
1日目:日本橋→(都営バス東42甲)→東京駅→(東急バス東98)→魚藍坂下→(都営バス反96)→五反田駅→(東急バス反01)→川崎駅→(横浜市営バス7系統)→横浜駅→(神奈川中央交通横43)→戸塚駅/戸塚バスセンター→(神奈川中央交通戸81)→藤沢橋...藤沢駅→(神奈川中央交通藤07)→茅ヶ崎駅→(神奈川中央交通茅06)→平塚駅→(神奈川中央交通平43)→国府津駅→(箱根登山バス)→小田原駅→(箱根登山バス)→元箱根
2日目:元箱根港→(沼津登山東海バス)→三島駅→(伊豆箱根バス直行便)→魚市場入口/沼津港→(伊豆箱根バス)→沼津駅→(富士急静岡バス根方線)→吉原中央駅→(富士急静岡バス)→富士駅→(富士急静岡バス富47)→由比駅上...(タクシー)...興津駅→(しずてつジャストライン57系統)→清水駅...清水税務署前→(しずてつジャストライン217系統)→静岡駅/新静岡→(しずてつジャストライン84系統)→藤枝駅
3日目:藤枝駅→(しずてつジャストライン藤枝相良線)→相良営業所→(しずてつジャストライン相良浜岡線)→浜岡営業所→(しずてつジャストライン)→横須賀車庫→(遠鉄バス97系統)→浜松駅→(遠鉄バス浜名線)→新居町駅...(タクシー)...二川駅→(豊鉄バス55系統)→豊橋駅→(豊鉄バス新豊線)→東名豊川→(JR東海バス)→名古屋駅
4日目:名鉄バスセンター→(名鉄バス)→小牧駅→(名鉄バス岩倉線)→岩倉駅→(名鉄バス一宮・川島D線)→(名鉄バス一宮・川島C線)→川島/川島松倉→(岐阜バス岐阜川島線)→岐阜駅→(岐阜バスおぶさ墨俣線)→墨俣→(名阪近鉄バス岐垣線)→大垣駅→(名阪近鉄バス大垣伊吹山線)→関ヶ原駅...(タクシー)...醒ヶ井駅→(湖国バス醒ヶ井養鱒場線)→米原駅→(近江鉄道バス)→彦根駅→(湖国バス)→市立病院→(近江鉄道バス)→南彦根駅→(湖国バス河瀬線)→河瀬駅
この回の特徴は、敗因が明確でないことです。例えば第7弾(青森→新潟)では蛭子さんがパチンコに入ったことで最終バスを逃したことから目標の約50km手前で断念してしまいました。また、第21弾(堺→潮岬→鳥羽)では目的のバスを見送ってコーヒーを飲んでいたために失敗しています。しかし、この旅では極端に長い待ち時間もなく、バスで通れない区間はタクシーで繋いでいるので、徒歩による時間ロスもほとんどありません。それでも失敗したのは、区間設定そのものに無理があった可能性が高いということです。
番組の初回放送から12年経ち、路線バスをめぐる環境も様変わりしました。
もし仮に2020年に乗り継ぎが可能なら、2008年でも乗り継ぎが可能だと言えるでしょう。
実はこの乗り継ぎには先行研究が存在します。また実際にされた方も何人もいらっしゃるようですが、全員6日以上かかっているようです。
この方は平塚から小田原まで1本で行くバスに乗るためにこうしていますが、系統は分断されたもののあの区間のバスはそこまで減っていません。
では、確認してみましょう。
1日目
都市部の路線バス乗り継ぎは、できるだけ乗り換えを少なくすることが重要です。
とはいえ日本橋をスタートする場合、東京駅に行く以外に方法がありません。
東京駅から南に行く主要系統は湾岸方面を除けば東急バス東98系統しかありません。また、東京都と神奈川県を沿岸部で結ぶバスは日中は東急バス反01系統しかないので、この両者を使うことが必須になります。しかしこの2系統、東98が目黒駅を経由するのに対し、反01系統は五反田駅を起点とするので、どこかで間をつなぐバスが必要になります。
「つなぐバス」は本数がそこそこ多い系統では以下のようになります。
もっとも本数が多いのは渋41 ですが、定時性に難があります。しかし定時性を考え始めるとキリがないのでここはいつやるかわからない検証旅に任せるとして先に進みます。
川崎から横浜へ向かうバスは横浜市営バス7系統のみなので横浜から先を考えます。
横浜から先は、藤沢まで大まかに以下のルートがあります。
横浜→戸塚→藤沢(番組)
横浜→戸塚→大船→藤沢
横浜→上大岡→大船→藤沢
戸塚〜藤沢のバスが20分に1本あることから、ここでは「都市部では乗り換えを減らす」
という大原則に従い藤沢に向かいます。
藤沢から茅ヶ崎までは高山車庫乗り換え、辻堂駅乗り換え、直通(番組で利用)の3経路があります。しかし番組で利用した藤07・08系統は2時間に1本しかないので、藤21系統を使います。藤21系統が使えなければ高山車庫乗り換えで辻08・09系統に乗り換えるとよいでしょう。藤21系統も高山車庫を通るので経路選択のミスはほぼありません。
茅ヶ崎から平塚へは茅06系統が唯一のルートです。相模川はこれより上流側は海老名までバスがありません。
平塚からさらに東海道線沿線を進みます。平塚〜国府津間のバスは廃止され、小田原ゆきのバス(平44系統)は休日1日1本しかないので、国府津まで行くのに二宮と押切で最低2回の乗り継ぎが必要になります。二宮からは中井町ゆきのバスに乗り、押切で国府津ゆきのバスに乗り換えます。もっとも、押切から国府津に向かうバスはほぼ二宮駅北口発着で、1時間に1本しかないので押切までいく意味はあまりありませんが。
国府津からは箱根登山バスを小田原乗り継ぎで箱根へ、箱根から東海バスで三島で乗り継ぎ沼津へ向かいます。沼津から富士急シティバスで東平沼へ向かい1日目はここで終了です。もっとも、東平沼に泊まるところがないので、原駅前の旅館に行く必要がありますが。
2日目は東平沼からスタート。富士駅までは1本ですがそこからが問題です。かつて由比駅まで行っていたバスは蒲原病院から先が折り返しとなり、蒲原病院から由比駅までは静岡市自主運行バスが走っていますが、蒲原病院での接続をとっていないため50分待ちとなります。さらに由比駅から倉沢漁業事務所までは月・水・金のみゆいバスが走っていますが、由比でも接続が悪いため3時間待ちとなります。しかし倉沢から興津までも3.7kmの徒歩(由比からだと5.3km)なので、結局由比から県営興津住宅前まで5.3km歩くのがベストということに。
県営興津住宅前からは清水、静岡、藤枝、相良、浜岡と乗り継ぎます。ここは番組通り。
しかし問題は浜岡からです。
番組では浜岡から横須賀に抜けるバスに乗っていますが、この路線はすでに廃止されています。一方、遠鉄バスは横須賀からしか出ていないため、間をつなぐ必要があります。
この先の解答は、また次回
ここまでのまとめ
1日目
日本橋6:30
都営バス東22系統
東京駅丸の内北口 6:34
東京駅南口 7:10
東急バス東98系統
大鳥神社前 7:45/7:50
東急バス渋41系統
大崎広小路 7:54/8:03
東急バス反01系統
川崎駅ラゾーナ広場8:50
川崎駅西口 9:03
横浜市営バス7系統
横浜駅 9:43
横浜駅東口9:51
神奈川中央交通横43系統
戸塚駅 11:02
戸塚バスセンター11:22
神奈川中央交通戸81系統
藤沢駅北口 11:54/12:02
神奈川中央交通藤21系統
茅ヶ崎駅 12:49/13:10
平塚駅北口 13:27/13:40
神奈川中央交通平46系統
二宮駅南口14:12
二宮駅北口14:50
神奈川中央交通二48系統
国府津駅15:27/15:35
箱根登山バス小田原行
小田原駅16:00/16:15
箱根町港 17:25/17:28
東海バスN65系統
三島駅 18:18/18:35
東海バス N12系統
沼津駅 19:14
沼津駅南口 20:00
東平沼 20:39
2日目
東平沼7:17
富士急静岡バスS244系統
富士駅 8:17/8:35
蒲原駅前 8:56/9:47
静岡市自主運行バス由比・蒲原病院前
由比駅 10:08
徒歩5.3km
県営興津団地前 11:13
しずてつジャストライン250系統
清水駅 11:34/11:50
しずてつジャストライン65系統
静岡駅前 12:37/12:48
しずてつジャストライン 84系統
藤枝駅前 14:04/15:02
しずてつジャストライン藤枝相良線
相良営業所 16:01/16:20
浜岡営業所 16:47
続きはこちらに書きました。
検証路線バスの旅 第14弾
こんにちは。乗車率です。
名古屋に越してきましたが、開幕早々自宅謹慎となってしまい非常に暇です。
そんなわけで、これまで同様ローカル路線バス乗り継ぎの旅を2020年の今やるとしたらどうなるか、検証してみたいと思います。
今回はせっかく名古屋に越してきたので、名古屋を起点とするバス旅を取り上げたいと思います。本当はロケと同様4月初めに実行に移す予定だったんですが...
というわけで第14弾の名古屋→禄剛埼の回
この回は中部地方を縦断した回で、タラガトンネル(約5km)の徒歩や牧戸での4時間待ちなどを乗り越え番組史上当時最速でゴールした回です。
さて、このルートを2020年に路線バスだけで移動しようとするとどうなるか考えます。その前に番組のルートを確認しましょう。
収録:2013年4月2日-5日(火曜-金曜)
1日目:名鉄バスセンター→(名鉄バス本地ヶ原)→市役所...(徒歩)...愛知県庁前→(とよやまタウンバス南ルート)→北部市場東→(とよやまタウンバス北ルート)→小牧市役所前→(こまき巡回バス)→小牧駅/小牧→(名鉄バス岩倉線)→岩倉→(名鉄バス一宮・川島D線)→尾張一宮駅前→(名鉄バス一宮・川島C線)→川島/川島松倉→(岐阜バス岐阜川島線)→JR岐阜→(岐阜バス岐阜美濃線B87系統)→洞戸栗原車庫→(板取ふれあいバス)→福祉センター
2日目:板取スイス村→(板取ふれあいバス)→福祉センター...(徒歩)...宇留良→(郡上八幡自主運行バス相生線)→郡上八幡駅→(白鳥交通郡上八幡白鳥線)→美濃白鳥駅→(白鳥交通八幡荘川線)→牧戸→(濃飛乗合自動車荘川線)→高山濃飛バスセンター→(濃飛乗合自動車)→濃飛バス神岡営業所
3日目:濃飛バス神岡営業所→(濃飛乗合自動車平湯・神岡 - 富山線特急)→富山駅前→(富山地方鉄道10系統)→高岡駅前→(加越能バス氷見営業所線)→氷見営業所/氷見中央→(加越能バス脇線)→脇→(北鉄能登バス脇線)→七尾駅→(北鉄能登バス高浜線)→高浜→(北鉄能登バス富来線)→富来
4日目:富来農協前→(北鉄能登バス外浦線)→門前→(北鉄奥能登バス輪島線)→輪島駅前→(北鉄奥能登バス町野線)→曽々木口→(北鉄奥能登バス大谷線)→木の浦→(北鉄奥能登バス木の浦線)→狼煙
この旅程、長距離徒歩が1回と、小牧市内の無駄な移動に目をつぶれば(市民病院前を3回通った)比較的よくできた旅程と言えます。実際、高岡から先はこれから検討する旅程でも援用できます。
では、このブログで検証する「最も効率の良いルート」はどうなるか考えてみましょう。この検証では多少遠回りになっても徒歩距離の短いものを選びます。
まず、日本海側にどのバスで抜けるかということを決めなければなりません。岐阜から富山or石川に抜けるバスのルートは高山→神岡→富山、白川郷→富山、白川郷→高岡、白川郷→金沢の4つです。白川郷へ向かうのは高山からバスが一般的ですが、美濃白鳥→ひるがの高原→牧戸→荘川→白川郷と向かうこともできます。荘川→白川郷が予約制のバス(岐阜バスの名古屋白川郷線)とはなりますが。
しかし、名古屋から高山本線ないし長良川鉄道沿線までのルートは、どちらも間にある程度の徒歩を挟みます。美濃太田や関など入口に入ることは容易ですがそこから先が繋がりません。また平湯温泉始発の富山行があることから長野経由も検討しましたが伊那路、木曽路とも路線バス断絶区間があります。
しかし、中央本線を途中まで進み、中津川から高山方面に抜けられないか...?と考えたところ、綺麗につながることが判明しました。中津川〜下呂がつながれば、瀬戸市営バス+東濃鉄道+瑞浪市営バス+恵那市営バスで瀬戸〜中津川が繋がり、下呂〜高山は濃飛バスが走っています。あとは高山から神岡、富山経由で高岡に抜ければOK。名古屋〜瀬戸は名鉄バス(基幹バス)が頻発しています。
というわけで、以下に徒歩が最短距離となるであろうルートを示します。
1日目
名鉄バスセンター6:55
名鉄バス36系統
瀬戸駅前8:17/8:36
名鉄バス17H系統
新瀬戸駅8:51/9:13
名鉄バス26系統
中水野駅/10:13
妻之神10:35/11:11
東鉄バス下半田川線
多治見駅前11:26/12:35
東鉄バス瑞浪=駄知=多治見線
瑞浪駅前13:24/15:30
JA釜戸支店前15:54/16:10
平山16:24
徒歩1.7km
三郷平16:37
恵那市自主運行バス三郷線
恵那駅前16:59
2日目
恵那駅前7:20
東鉄バス中津川線
中津川駅前7:57/8:15
北恵那交通加子母線
加子母総合事務所9:17/9:19
濃飛バス加子母線
松原通り9:53/10:02
高山濃飛バスセンター11:31/12:40
濃飛バス神岡営業所14:00/14:26
富山駅前15:48/16:00
富山地鉄バス10系統
広小路16:44/16:58
加越能バス脇線
脇17:59/18:35
北鉄能登バス脇線
七尾駅前19:13
3日目
七尾駅前7:05
高浜7:57/8:19
北鉄能登バス富来線
富来8:53/17:20
北鉄能登バス外浦線
門前18:25
4日目
門前8:00
北鉄奥能登バス
輪島駅前8:35/9:10
北鉄奥能登バス町野線
曽々木口9:43/9:50
北鉄奥能登バス大谷B線
狼煙10:41
初日に1.7kmを13分で走る行程があって2日で七尾まで行ってしまうのに富来〜門前のバスが1日2往復なためにそこから2日かかるのがアンバランスですがまあ致し方なし。文句は北鉄能登バスに言ってください。
ちなみに禄剛埼灯台に北回りで行くのはあまりメジャーなルートではないようです。あ、バスで行くこと自体がマイナーか。
検証バスの旅2020 乗り継ぎの旅第20弾 洞爺湖→羅臼
こんにちは、乗車率です。
コミックマーケット98の当落が発表されまして、北日本農協は落選、北東高速は当選という結果になりました。というわけで、北海道にいる間に実行できるこの2つは実際にやってみてその記録を本にして出したいと思います。C98に間に合うといいな。
さて、北海道にいる間に多分できないであろうもう一つの北海道で行われたバス乗り継ぎの旅が第20弾、洞爺湖→羅臼です。ただしチキウ岬、襟裳岬、納沙布岬の3箇所がチェックポイントとなります。
さて、この路線の問題は日高本線の廃止に伴うバス路線の再編です。鉄道代行バスは現在鵡川から静内経由で様似まで運行されていますが、廃線に伴い再編が予定されています。日高道を経由する部分もありますが苫小牧までの延伸が予定されています。
また日勝線は減便論議が取り沙汰されており、予断を許さない状況です。
しかしまだなんとか路線バスの旅ができる状況下にあります。
では現在番組と同じ旅をするとどうなるか、検証したいと思います。
まずは番組ルートの確認
1日目
洞爺湖温泉バスターミナル→(道南バス室蘭・洞爺線)→母恋駅前→(道南バス地球岬団地線)→地球岬団地 - 地球岬 - 地球岬団地→(道南バス地球岬団地線)→母恋駅前→(道南バス工大循環線)→東町ターミナル→(道南バス室蘭・登別線)→登別駅前→(道南バス室蘭・登別線)→登別温泉ターミナル→(道南バス登別・苫小牧線)→苫小牧駅前ターミナル→(道南バス特急うらかわ号)→浦河ターミナル
2日目
浦河5丁目→(ジェイ・アール北海道バス日勝線)→様似駅前→(ジェイ・アール北海道バス日勝線)→えりも岬→(ジェイ・アール北海道バス日勝線)→広尾→(十勝バス60系統広尾線)→帯広駅→(十勝バス17系統帯広・陸別線)→陸別
3日目
陸別→(北海道北見バス陸別線)→北見→(北海道北見バス特急釧北号)→釧路駅前バスターミナル→(くしろバス特急ねむろ号)→根室駅前ターミナル→(根室交通納沙布線)→納沙布岬→(根室交通納沙布線)
4日目
根室駅前ターミナル→(根室交通中標津空港)→中標津バスターミナル→(阿寒バス釧路羅臼線)→羅臼
シリーズ最長の1100km以上を移動しながら4日目の11時台には到着という快挙を成し遂げた回でした。
さて、これを2020年3月ダイヤでシミュレーションします。
結論から言うと、ほぼ番組と変わりません。ただ日勝線の減便のためスケジュールに余裕が無くなっています。
1日目
洞爺湖温泉7:00
母恋駅前9:06/9:21
道南バス14系統
地球岬団地9:30/10:25
道南バス13系統
母恋駅前10:30/10:48
登別駅前12:09/12:12
苫小牧駅前13:27/14:25
道南バス日高縦貫線
鵡川駅前15:26/16:28
静内18:03/18:20
浦河/役場前 19:43/20:16
ジェイ・アール北海道バス日勝線
様似駅前 20:46
2日目
様似駅前 6:25
ジェイ・アール北海道バス日勝線
庶野7:18/7:25
ジェイ・アール北海道バス日勝線
えりも岬7:43/11:09
ジェイ・アール北海道バス日勝線
広尾12:05/12:17
十勝バス60系統
帯広駅バスターミナル 14:40/15:05
十勝バス17系統
陸別17:55/18:08
北海道北見バス陸別線
北見19:45
3日目
北見9:30
北海道北見バス釧北号
釧路駅前12:28/13:10
根室交通 特急ねむろ号
根室駅前 15:53/16:20
根室交通納沙布線
納沙布岬17:04/17:40
根室交通納沙布線
根室駅前ターミナル 18:24
4日目
根室駅前ターミナル 6:59
中標津バスターミナル 8:40/9:35
阿寒バス釧路羅臼線
羅臼11:05
帯広 - 釧路間には路線バスがかつて走っており(すずらん号)廃止されたが、帯広 - 釧路空港の路線として復活した(スイーツライナー)。しかし高速道路を経由するため使用できず、番組と同様北見経由になる。日勝線の減便によりこれ以外のルートは厳しくなった。
運行日の関係で、初日と2日目は平日(登校日)である必要がある。
これもいつか、やりたいな...
検証バスの旅2020 乗り継ぎの旅第3弾 函館→宗谷岬
こんにちは。乗車率です。
北海道を離れる前にやろうと思っているバス旅のうち旅程の長い方です。
前回の記事はこちら
函館→宗谷岬は2008年の放送以後、広大な北海道をバスで旅しようという機運が高まり(?)こんなページができています。
しかしこのダイヤ、古いんですよね...
しかも初日なんか函館から長万部まで行って終わってるから5日かかってる。
今のダイヤなら最速で何日でいけるのか、ここで検証してみたいと思います。
まずは番組内での乗り継ぎをみてみましょう。
1日目
函館駅→(函館バス函館・長万部線)→長万部駅前→(ニセコバス黒松内・長万部線)→寿都ターミナル→(ニセコバス雷電線)→岩内ターミナル→(北海道中央バス神恵内線)→盃海水浴場
2日目
盃海水浴場→(北海道中央バス神恵内線)→神威岬→(北海道中央バス積丹線)→小樽駅→(ジェイ・アール北海道バス札樽線宮65系統)→宮の沢駅→(ジェイ・アール北海道バス札樽線)→JR札幌駅/札幌ターミナル→(北海道中央バス90系統札江線)→江別駅→(北海道中央バス江別2番通線)→野幌駅
3日目
野幌駅→(夕張鉄道)→栗山駅→(北海道中央バス栗山線)→岩見沢ターミナル→(北海道中央バス岩見沢美唄線)→美唄駅→(北海道中央バス滝川美唄線)→滝川ターミナル→(北海道中央バス滝深線)→深川市立病院→(空知中央バス深旭線)→旭川ターミナル/旭川駅→(道北バス名寄線急行1系統)→名寄
4日目
名寄駅→(名士バス興部線)→興部→(北紋バス雄武線)→雄武→(宗谷バス音標・雄武線)→枝幸バスターミナル→(宗谷バス)→浜頓別バスターミナル→(宗谷バス天北線)→稚内バスターミナル→(宗谷バス宗谷岬線)→宗谷岬
さて、これを2020年にやるとどうなるか検証しましょう。
まず長万部までは問題なし。長万部から寿都までのニセコバスは廃止が検討されており、日曜・祝日は運行されません。
次は岩内から先です。岩内から先は中央バスで積丹半島を一周していますが、そもそも積丹半島を一周するバスは冬期運休な上、遠回りです。
さて、ここで北海道の路線バスは「鉄道の廃線に沿ったものが多い」という原則を思い出します。岩内から倶知安(の隣の小沢駅)まで国鉄岩内線という路線が走っていました。また先に挙げたニセコバス長万部線も寿都鉄道という私鉄の成れの果てです。
つまり岩内から倶知安へは容易に行くことができます。倶知安から余市・小樽方面は中央バスの路線バス・高速バスがつながるので(中央バスの高速バスは小樽まで一般道を通る)
小樽から札幌までは宮の沢経由でジェイ・アール北海道バスを乗り継ぐのは番組と変わりません。
札幌からは新札幌までジェイ・アール北海道バス1系統に乗るのが本数が多くて便利ですが、大谷地→長沼→岩見沢となる可能性もあります。この場合は大谷地までは中央バスの高速とまこまい号・むろらん号利用です(同じ区間を通る道南バスのハスカップ号・白鳥号は乗降制限のため利用できない)。
大谷地・長沼経由で岩見沢に行くルートの詳細は前回の記事を参照してください。
新札幌から夕張鉄道で栗山に直接行ければそれがベストです。
栗山から岩見沢までは中央バスのバスがいっぱい走っています。
岩見沢から旭川までは基本的に上記のルートと一緒です。ただし深川から旭川までは空知中央バスの深旭線の他に沿岸バスの留萌旭川線・道北バスの留萌線(56系統)が使えます。
旭川から名寄までは番組と同様に道北バスです。えさし号や天北号も使えないことはないですが時刻が合わないので割愛しますが前回の石北号とシステムは一緒なので乗車は可能です。(こんなことを言うと札幌から稚内まで夜行のわっかない号に乗れば一般道経由で座席定員制だから乗れるじゃんと言う声が出てきそうですが夜行のわっかない号も無事高速道路経由になるらしいので正式にアウトになりました。)
深川から幌加内経由で名寄まで行くジェイ・アール北海道バスの深名線も時刻が合えば使えますが本数が少ないのがネックです(特に幌加内以北)。
名寄から雄武までは番組と同様です。この路線バスは名寄本線・興浜南線の代替を担っています。
雄武から宗谷バスの営業エリアに入りますが、宗谷バスはドライバー不足と利用者の減少から減便をする予定であり、今年4月1日から枝幸~雄武間および浜頓別~枝幸間がそれぞれ1往復ずつ減便されます。
浜頓別以北は路線の再編により、現在は天北宗谷岬線として稚内を経由しなくても宗谷岬に行けるようになっています。ただし昨年10月より本数が大きく減らされており、浜頓別から宗谷岬へ同日中に乗り継げるのは1日2本のみです。
宗谷岬で降りた場合その日は稚内方面へのバスはないため、タクシーを呼ぶか鬼志別方面に戻る必要があります。
以上のことを踏まえ、函館から宗谷岬までの路線バス乗り継ぎ最速ルート(2020年3月版)は以下のようになり、なんとか3日で達成できます。
初日は平日または土曜日、2日目は平日、3日目は曜日指定なしです。もっとも、土曜日の次の日は平日にはならないので最初2日は連続して平日である必要がありますが...
1日目
函館駅前7:20
長万部駅前 10:29/12:00
寿都ターミナル 13:02/14:20
岩内ターミナル 15:28/16:05
小沢 16:29/16:33
小樽駅前 17:55/18:22
ジェイ・アール北海道バス宮65系統宮の沢駅ゆき
宮の沢駅19:33/19:38
ジェイ・アール北海道バス55系統JR札幌駅ゆき
JR札幌駅 20:06/20:15
ジェイ・アール北海道バス1系統新札幌駅ゆき
新札幌駅 21:00
2日目
新札幌駅 6:40
夕張鉄道栗山高校前(休校日栗山駅前)ゆき
栗山駅前 8:02/8:15
岩見沢ターミナル8:56/11:20
美唄駅前 11:59/12:20
滝川駅前 13:26/13:50
音江分岐点 14:32/15:10
沿岸バス留萌旭川線
旭川駅前 16:00/16:20
道北バス名寄線 1系統 急行名寄ゆき
名寄 18:36
3日目
名寄駅前5:52
名士バス 興部線 興部ゆき
興部 7:25/7:45
北紋バス 雄武高校前ゆき
宗谷バス 音標雄武線 枝幸ターミナルゆき
枝幸ターミナル 9:50/9:55
宗谷バス 浜頓別線
浜頓別ターミナル 10:40/12:59
鬼志別ターミナル 13:56/14:10
宗谷岬 14:55
3/26~28にかけて実行しようと思います。
検証バスの旅2020 旅バラ第4弾 札幌→網走
こんにちは。乗車率です。
なんとか目処が立ちそうなので、バスの旅の検証の計画を話したいと思います。
北海道を離れる前に、太川蛭子の旅バラ(以下:旅バラ)第4弾の札幌→網走とローカル路線バス乗り継ぎの旅(以下:乗り継ぎの旅)第3弾の函館→宗谷岬を実際にやってみようと思います。
卒論提出(3/16)後学位授与(3/25)までの間に札幌→網走、学位授与から北海道を離れる3/28までの間に函館→宗谷岬をやります。
この2つを優先するのは北海道にいること以外にも理由があります。それはルートが変わる可能性が高いことです。
札幌→網走の場合は、2020年5月7日に札沼線が廃止になることで、月形から浦臼→新十津川→滝川と乗り継げるようになるので、一行が乗った月形ゆきが正解になる可能性があります。
函館→宗谷岬の場合は、ネックとなるニセコバス長万部線(長万部~黒松内~寿都)の存廃問題が取りざたされており、これが廃止となった場合、長万部役場前(函館バス)〜国道入口(豊浦町営バス)の24kmを徒歩で繋がないと連絡ができません。さらに、徒歩距離の最短ルートが日本海側から太平洋側に変わるので、その後の乗り継ぎも大きく変わります。
というわけで、もし結果が変わればやり直しもありますがとりあえずいまの正解を出しておこうという趣旨です*1。
さて、札幌→網走のバス乗り継ぎですが、まず番組のルートを確認します。2泊3日で網走駅タイムリミットは18:00です。
1日目:札幌駅→(高速いわみざわ号)→札幌ターミナル→(北海道中央バス札江線90系統)→江別駅前→(夕張鉄道)→栗山駅前→(北海道中央バス岩見沢栗山線27系統)→岩見沢ターミナル→(北海道中央バス)→月形駅前→(北海道中央バス)→岩見沢ターミナル→(北海道中央バス岩見沢美唄線24系統)→美唄駅前
2日目:美唄駅前→(北海道中央バス滝川美唄線)→滝川駅前→(空知中央バス滝深線)→深川市立病院前→(空知中央バス深旭線)→旭川駅前→(道北バス名寄線普通2系統)→名寄→(名士バス興部線)→興部→(北紋バス)→紋別バスターミナル/紋別→(北海道北見バス湧別・紋別線)→遠軽
3日目:遠軽→(北海道北見バス清里線)→キララン清里→(タクシー)→留辺蘂→(北海道北見バス温根湯・留辺蘂運動公園線)→北見駅→(北海道北見バス女満別空港線)→女満別空港→(網走バス女満別空港線)→網走駅前 17:35
さて、ここで乗れるバスの条件を整理しましょう。
1. 高速バスは不可(都市高速は議論の余地があるが北海道にないので割愛)。
2. 鉄道代行バスは可能
3. 座席指定制・完全予約制バスは不可
4. 座席定員制・予約を受け付けているが予約しなくても乗れる路線は可能
さて、この条件を満たしてシミュレーションしました。
結論から言うと
2日でいけます
さて、この番組が放送された時、様々な「正解」がTwitterで飛び交いました。
ひとつが「日高経由」
札幌→(中央バス急行千歳線)→千歳駅前→(道南バス・中央バス共同運行)→新千歳空港→(道南バス30系統)→沼ノ端北→(道南バス静内駅前ゆき)→静内駅前→(道南バス浦河老人ホーム前ゆき)→役場前→(ジェイ・アール北海道バス日勝線様似営業所ゆき)→様似駅前→→(ジェイ・アール北海道バス日勝線広尾ゆき)→広尾→(十勝バス広尾線60系統)→帯広駅バスターミナル→(十勝バス帯広・陸別線17系統)→陸別→(北海道北見バス)→北見駅前 以下同じ
というルートです。座席定員制バスもJR代行バスも使わない場合これが唯一のルートになります。東水快速(@tosui_rapid)さんがこのルートの話をしていた記憶があります。
私が最初に思いついたのは次の「富良野経由」でした
(滝川駅前まで番組と同じ)→(中央バス滝芦線)→芦別駅前→(中央バスふらの号)→富良野駅前→(ノースライナー狩勝峠経由便)→帯広駅バスターミナル(以下「日高経由」と同じ)というものです。
また、JR代行バスを使う代わりに座席定員制バスを使わない以下のようなルートもあります。
(富良野駅前まで上記富良野経由と同じ)→(JR代行バス快速便)→新得→(北海道拓殖バス)→鹿追営業所→(北海道拓殖バス)→帯広駅バスターミナル(以下「日高経由」と同じ)
このルートは確かもみじばし(@momiji_3015)さんが考えたルートだった気がします。
さて、私も富良野経由をベースに考えていましたが、ここで気づきました。
そういえば、道北バス特急えさし号って名寄美深道路以外下道だったよな....
同じ道北バスが、旭川と北見を結ぶ特急石北号という路線を走らせています。
そこで時刻表を見ると...
旭川駅前
永山2条19丁目
当麻20丁目
愛別橋
上川森のテラスバスタッチ
層雲峡
温根湯
相内
東相内
北見バスターミナル
あとは「予約制」をどこまで認めるか
見ると「乗り継ぎの旅」20弾で登場した釧北号と予約に関して書いてあることはほぼ一緒でした。
以上の条件から勘案すると「特急石北号」は路線バスの旅で「乗ってもいい」バスということになりました。
札幌〜旭川はルートが確立されており1日での移動が可能、始発の下り石北号に乗れば正午前に北見、となると空港連絡バスを乗り継いで夕方前に確実に網走に着けます。
というわけで札幌〜網走路線バスの旅最短ルートです。1日目は平日である必要がありますが2日目は土休日でも大丈夫です。
1日目の札幌発は早いぶんには余裕ができるわけですが、一番遅くとなると大谷地経由がベストでしょう。札幌→大谷地→長沼→岩見沢と乗り継ぎでいけます。
1日目
札幌駅前9:00
大谷地ターミナル 9:33/9:58
ジェイ・アール北海道バス 大34系統ながぬま温泉ゆき
農協前 10:54/11:49
岩見沢ターミナル 13:01/13:45
美唄駅前 14:24/15:10
滝川駅前 16:16/16:30
空知中央バス 深滝線
深川十字街 17:30/17:36
空知中央バス 深旭線
旭川駅前 18:33
2日目
旭川駅前 8:15
道北バス 特急石北号 北見ゆき
北見バスターミナル 11:45/12:15
女満別空港 12:57/13:10
網走バス 女満別空港線
網走駅前13:36
実際にやる際には札幌発3/19 網走着3/20となる予定です。
やってみた記録は薄い本かこのブログかでまとめたいと思います。
*1:24kmを昼間に歩きたくない