夏旅 1日目(9/1)
やっと旅の記録の本題に入れる。
ここまで前置き長かったなー。
さて、これらのきっぷ、全部1日で使い切ることになる。そして翌日からは怒涛の北東パス移動だ。
自宅から最寄りの広電電停に行き、そこから横川駅へ。広島駅へ出ても運賃的には変わらないが、早く着く場合が多いので遠距離の場合はこっちを使うことが多い。
乗った広電の車両は1001。導入されたのは中3*1の2月だった。当時は新鮮だったけれども、現在では編成が増えてすっかりお馴染みになった。ただ、初期に導入された車両の塗装は1001と1002しかないので、ある意味異端ではある。
次に乗ったJRは2746M。朝しかない梅林始発の列車である。来たのは113系P-05編成。昼間はほとんどが227系に入れ替わった可部線だったが、國鐡廣嶋もまだまだ現役である。
黒字に白幕である。かつて広島の電車にこの手の幕はなかったはず。
さて、新幹線ホームに上がる。新幹線は今回の旅の列車選びでおそらく最も自由度が高いが、新大阪までのぞみでは芸がないし、かといってこだまでは遅すぎる。ひかりは事実上こだまに統合されたようなものだし、結局乗車するのはさくらとなった。
さくら540号新大阪行。N700系8000番台R7編成、九州車である。
九州各県のゆるキャラが勢ぞろいである。
「あなたの旅が九州を元気にする。」
「九州」を「北海道」に変えてH5系*2の車体に貼ってみるのはいかがだろうか。
さて、これで新大阪まで向かう。車内では、初めてのシンカンセンスゴクカタイアイスを食べた。新大阪でサンダーバード15号和倉温泉行に乗り換え。9両編成だったが、6両+3両だった。後ろ3両は金沢切り離しである。
5年ぶりの北陸である。あの時はまだ新幹線は建設中だった。もっとも、今回の旅行をただの「通過」と捉えるか「訪問」と捉えるかは議論の余地があるが。
あの時は行きは福井のみ停車のサンダーバードに京都から金沢まで乗った。帰りは能登半島に行って和倉温泉からしらさぎの自由席で米原まで行ったはずである。敦賀あたりから立ってたような気が。米原からみんな上り新幹線に乗り換えたので僕たちが乗り換えた下りひかりはガラガラだった。
そういえばその時の写真を漁っていたらこんなものが出てきた。
485系北越、記憶にある限り485系に乗った最初の時である。なお区間は金沢→津幡。
さてそれから5年経ったサンダーバードだが、車両は683系基本番台だった。
自動販売機・跡
さて金沢駅に着いたところで、列車切り離し作業を見るため連結部へ。しかし作業員はいくつか作業を行っただけで車両の位置になんら変化はない。そのまま発車時刻となり、前の6両は和倉温泉へと向かって行った。そして駅には後ろ3両が残された。
自動連結器は偉大だけれど、北海道の留萌本線で毎日行われていた*3併結・分割作業を目の当たりにするとこれは少し物足りなく感じる。あと停車時間14分もいらないでしょ。
金沢では、少し時間に余裕がある。条件は新高岡17:04発のはくたか572号に乗ること。しかし乗車券・特急券は新幹線分しかない。個人的にはつるぎの車両締め切りがどのようになっているか見たかったので、金沢-新高岡間はつるぎに乗ることは決めていた。しかし金沢駅を30分で見るのは難しいと考えたため、つるぎ714号に乗ることにした。
ホームに上がってみると、E7系が停まっていた。
さて締め切り扱いとなっているはずの12号車(グランクラス)を見てみる。
ドアが、開いている。
もう一度言う。
締め切りになっているはずの車両のドアが、開いている。
まあだからなんだというわけではないけれど、さすがにガバガバすぎないだろうか。
ちなみに他の車両(8-10号車)のドアも全く同様であった。
車内のドアを閉めてたんだろとおっしゃる方、車内のドアを閉めたら孤立したグリーン車の検札どうすんのよ。ちなみにこのグリーン車、金沢発車時点で乗客が2名いらっしゃった。
7〜1号車の乗車率調査を終えると新高岡に着いた。
しかし、新高岡駅周辺には何もない。そこで新高岡から列車に乗って南北どちらかに向かうことにした。砺波方面は接続が悪かったので、氷見方面に向かうことにした。
片道360円を払い、344Dに乗車。3分で高岡に到着。キハ47基本番台2両に乗客は21人だった。5分の乗り継ぎで駅の543Dへ。荷物が重いので乗り継ぎは若干不安だったが問題なくいけた。こちらはキハ40形2000番台。当初40人以上いた乗客は終点到着時には26人にまで減っていた。なんだか輸送力過剰な気がすると思いつつ終点氷見に到着。7分で折り返しとなる。
と思っていたら折り返し列車542Dには氷見から観光客と思しき人がたくさん乗って来た。べるもんたの帰りだろうか。
ところで、氷見線では「忍者ハットリくん」の放送が流れるが、キハ40のエンジン音のため行きはほとんど聞こえなかった。しかし帰りはその放送の一部を聞き取ることができた。
しかし僕はここで疲れからか不幸にも乗車率調査を忘れ居眠りしてしまう。ふと目が覚めたのは越中中川だった。
車内がやけに騒がしい。乗客は先ほどまで40人くらいしかいなかったはずだが、ふと目を開けると車内は高校生で満員になっていた。
要するにこの列車は通学列車だったのだ。そして、高岡-新高岡で乗車した城端線349Dは、なんと3両編成であった。やはり通学需要というのは侮れないものである。
さて新高岡駅に戻り、はくたか572号に乗車する。E7系F10編成であった。しかし普通車の乗車人数は126人と意外と少ない。北海道新幹線でいえばはやて93号*4レベルである。まあ富山・金沢から東京方面に急ぐ人はみんなかがやきを使ってしまうからなのかもしれないが。
さてどのタイミングで乗車率調査をしようか。調べるなら富山以東の方がいい(地域間移動が少ないため)が、富山-黒部宇奈月温泉、黒部宇奈月温泉-糸魚川と糸魚川-上越妙高はほぼ所要時間がいずれもほぼ同じである。県境を含む黒部宇奈月温泉-糸魚川がベストだろうと思っていたら、黒部宇奈月温泉を出た直後に車内販売が回って来た。山陽新幹線と北陸新幹線のシンカンセンスゴクカタイアイスを食べ比べようと思っていたから、これは外せない。仕方ないので、乗車率調査は糸魚川-上越妙高となった。
感想から言うと、北陸新幹線のアイスの方が固かった。
そして乗車率調査を終えると、上越妙高についた。完全にJR東日本の駅であった。
しかしそれより驚いたのは、えちごトキめき鉄道が有人改札だったことである。まあ自動改札を導入するほどの駅ではないが、新函館北斗のように在来線も合わせて自動改札になった印象があったので意外だった。
3375Mで直江津へ。この列車は新潟まで直通して快速になるが、今日は直江津で降りる。車内は高田から高校生で混雑していた。車両は115系1000番台トップナンバーユニットのN38編成であった。